日本でワインはいつから飲まれている?

日本でワインはいつから飲まれている?

私たちの生活の身近にあるワイン…🍷

ワインはブドウ酒ともよばれブドウから作られているお酒です。ワインはいつから日本で飲まれはじめたのか?織田信長が飲んでいたと聞いたことがありましたが、気になったので調べてみました!

1549年(室町時代末期)  薩摩の武将  島津貴久に謁見したザビエルが献上品として、数々の貴重な品物と共に美しいガラス瓶に入った「赤き酒」を差し出し、ザビエルはキリスト教伝道の為日本を訪れた旨を伝えたそうです。

そしてキリストの血を象徴する「赤き酒」=「赤ワイン」🍷はキリスト教に帰依した人の洗礼の為に飲んでもらうブドウの汁を醸造した酒であると説明し、味わってもらったと日本教会史に記しています。

また宣教師のルイス・フロイスは著書『日本史』の中で、ワインはヨーロッパからの輸入品でミサ用として使うブドウ酒か、"大人用の薬”という記述をしています。

戦国時代に輸入されたブドウ酒が日本人にはまだまだ方薬としてしか飲用されていなかったことを意味することが分かりますね!

(ルイス・フロイス銅像)

 その後、戦国時代末期織田信長らによって【チンタ酒(珍陀酒)】と呼ばれるポルトガルワインが戦国武将たちに嗜好品として嗜まれるようになったそうです。

ポルトガル語で赤ワインを指す「ヴィーニョ・ティント」。「ヴィーニョ・ティント」のティント「チンタ」という響きになり珍陀酒と呼ばれるようになったようです。他にもポルトガル語でワイナリーを意味するキンタが「チンタ」と派生したとも言われています。そして日本では珍しい酒として珍陀酒と書き表されたとのことでした。

ポルトガル人との交流が盛んだった時代ならではの歴史ではないでしょうか。

この頃からヨーロッパの生活習慣の一部としてワインが日本に馴染み始めたそうです。

戦国武将たちが赤ワインで乾杯しているところを想像すると歴史上の人物が身近な存在に感じ不思議な感覚になります。ポルトガルワインを飲みながらその時代に思いを馳せてみるのも楽しいかもしれません!

☆他の外国のお酒と比べても日本に入って来たのがとても早いことにも驚きました!

【下記参考まで】

〇ワイン 室町時代

〇ビール 江戸時代

〇ウイスキー 明治時代

 

 AITANAではスペインワインの他にポルトガルワインも取り扱っております!

オススメは…

🍷Plainas Red   

ポルトガルD.O.P.ヴィーニョ・ヴェルデ

ミディアムボディ 🍇ヴィニャオン 100%

カシス、ブラックチェリー、ブルー ベリー、などのアロマが広がります。豊かな酸に凝縮した果実味。味わいは思いのほか滑らかで、微発砲のワインです。

牛肉のステーキ、鴨肉、イワシの炭火焼き、青魚などと良く合います💛

 

 曹

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