かりにぇなCariñena って?

かりにぇなCariñena って?

あまり聞きなれない名前「カリニェナ」。

AITANAでよくご紹介するエリアでもあり、ブドウ品種でもある「カリニェナ」。
お客様からもよくご質問いただくので、今回のブログテーマは「カリニェナ」です!

フランスでは「カリニャン」、イタリアでは「カリニャーノ」、スペインでは「カリニャン」、「マスエロ」、「サムソ」と呼ばれています。

場所によって呼び名が変わる「カリニェナ」は、黒ブドウ品種の名前です。そして、このブドウは、スペイン アラゴン州カリニェナ地方が原産地と言われています

※「カリニェナ」と名乗れるのは、このカリニェナ地方で育てられたブドウのみです🍇

アラゴン州カリニェナ地方の場所は、バルセロナとマドリードの真ん中ぐらいに位置します。

参照:https://www.google.com/maps/place/

参照: Wikimedia Commons

また、スペイン北部に位置するアラゴン州は、歴史的な街であるサラゴサが州都です。

大陸性気候で、中央部ではほとんど雨は降らず、北部アラゴン州はいつも雪に覆われてた土地で、冬は寒風、夏は暑く乾燥したスペインでも指折りの過酷な環境のワイン産地とされています。
この厳しい環境の土地で育つ「カリニェナ」は、酸味、渋味、苦味のすべてパワフルで、色は紫を帯びたルビーのような
濃い色合い、酸度とタンニンも豊かなのが特徴です。

それでは、このカリニェナ地方で造られたワインをご紹介いたします。😊🍷

CAREのボトル画像

・Bodegas Care

「CARE」とは、古代ローマ人がカリニェナを“CARE(親愛なる平原)”と呼んでいたことから名付けられました。CARE のワインのエチケットは、スペインの高名な現代画家エンリケ・トリホス氏が全デザインを手掛けており、それぞれのワインのイメージを「顔」で表現したユニークで印象的なワインです。

 

・Viñedos y Bodegas Pablo

1760 年設立の家族経営のワイナリー。

100ha あるブドウ畑にはカリニェナ地方の土着品種(ガルナッ チャ / カリニェナ / ビダディージョ) を栽培しています。

パブロ家の祖先から受け継いできた伝統的な栽培方法と独自のクローン技術に今も取り組んでおり、標高 550 ~ 750m の地形の気候の特徴がワインの個性を裏付けています。

このMenguanteシリーズの新しい仲間がもうすぐ入荷予定です👏
皆様、お楽しみにお待ちください!

 

光永

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