5月にスペイン・ナバラへのミッションに行ってまいりました!
ナバラは初めて行く産地(スペインの北部に位置する州)で、いろいろな発見がありました。
北西はバスク州、南はラ・リオハ州、東はアラゴン州に接し、北東は163kmに渡ってフランスの国境と接しています。また、北のピレネー山脈から南のエブロ川流域の平原まで、ナバラ州の地理は変化に富んでいます。
ナバラとはバスク語で「森」または「オークの林」、「山々に囲まれた平原」という意味があるそうです。スペインの北部にはあまり来たことがなかったので、景色を見て緑が豊かであることに驚きました。
★ナバラはスペインで代表するロゼワイン産地
原産地呼称委員会会長Davidさんからのお話しでは、昔は技術が発展していなかったので、美味しい赤ワインを作ることができず、代わりにロゼが造られるようになり、良質なロゼワインの産地となったそうです。
ナバーラ (DO)のブドウ栽培面積の95%は黒ブドウ品種が占め、黒ブドウ品種は赤ワインとロゼワインの生産に用いられます。ナバーラ (DO)はガルナッチャ種100%のロゼワインで有名です。甘みと酸味のバランスの良さ、鮮やかな色合いと濃密な味わいが特徴。
今のトレンドの淡い色合いのロゼも良いですが、ナバラの伝統的なロゼワインは野菜、魚、肉、いろいろなお料理にも合い、濃いロゼの万能さと美味しさに気が付きました。
典型的なナバラのロゼの製法は、赤ブドウのみで行われます。
★そして、ナバラは美味しい野菜が採れる産地
特にこちらのお写真のお野菜は絶品で、ロゼワインとも相性抜群です。
ホワイトアスパラ。極太のアスパラです。爽やかで甘みあり、ジューシーなお野菜。そのまま頂きます。
ピキージョ、赤ピーマンです。赤ピーマンの甘みがしっかりです。
こちらは、コゴジョス(cogollos de tudela)とアンチョビのサラダ。コゴジョスはレタスの少し味が濃い感じです。生でそのまま頂きます。
暑い日が続くとどうしても食欲が落ちてしまって元気がでないという事もありますよね。
そんな時に、しっかり冷やしたロゼワインと野菜の組み合わせは、元気をもらえてお勧めです!
是非、この夏はロゼワインとお野菜のマリアージュお試しくださいませ(^^)/
三島
参考資料:Grupo Vitilia、San Martin、Wikipediaナバラ州・ナバーラ(DO)より