「忙しい日こそ、グラス一杯の癒しを。簡単おつまみで楽しむワイン時間」🍷
毎日が慌ただしく過ぎていく中でも、
ほんの少しの時間を、自分のためにゆるやかに過ごしたい。
そんな夜におすすめなのが、ワインと簡単なおつまみの組み合わせです。
手の込んだ料理でなくても、ひと工夫でワインの味わいがぐっと引き立ち、
日常が少しだけ豊かに感じられます。
今日は、忙しい日の夜にも材料さえあればすぐ作れる“ワインのお供”を3つご紹介します。
🥔1. じゃがいものカリカリソテー × モルドバのロゼ Aurelius Rosé
シンプルなのに、手をかけたような満足感がある一皿。
栗原はるみさんのレシピを参考にしました。
材料(2〜3人分)
じゃがいも…3~4個(約550g)
オリーブオイル…適量
塩、粗びき黒こしょう…各少々
パルメザンチーズ ...少々(お好みで)
作り方
① じゃがいもは皮をむき、1cm厚さの輪切りにします。
② 鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて火にかけます。
煮立ったら中火にし、やわらかくなるまで(約10分)ゆでて湯をきります。
➂ フライパンにオリーブオイルを熱し、じゃがいもを並べ入れ、弱火でじっくり焼きます。両面にこんがりと焼き色がついたら、塩と黒こしょうをふって仕上げます。
④最後にパルメザンチーズを振って出来上がりです。
外はカリッと、中はほくほく。
素材の甘みを引き立てるオリーブオイルの香ばしさが食欲をそそります。
合わせたのは、モルドバのロゼワイン
Aurelius Rosé(オーレリアス・ロゼ)
穏やかな酸とやわらかな果実味が、
じゃがいもの香ばしさやオリーブオイルのコクをやさしく包み込みます。
華やかすぎず、家庭の味に寄り添うやさしいロゼです。

🐙2. タコとクレソンのサラダ × Le Carline Verduzzo
プリッとしたタコと、ほろ苦いクレソンを合わせたサラダ。
味付けはレモンと塩、ごま油だけとシンプルですが、
それぞれの素材の香りと食感がいきいきと引き立ちます。
材料
タコ ...1パック
クレソン...1袋 or ルッコラ1袋 ......どちらでも美味しくできます
みょうが...少々(入れたほうが美味しいですが無くても大丈夫です)
レモン ...1/4個~お好みで
塩(のどぐろだしの塩を使いました)..適量(約小さじ1~お好みで)
ごま油 ...適量(約大さじ1)
①材料を食べやすい大きさに切る(みょうがのみ薄めスライス)
➁お好みの塩、レモン汁をかける
③最後に熱したごま油をかける
④食べる前に混ぜる
合わせたのは、イタリアの白ワイン Le Carline Verduzzo(レ・カーリネ・ヴェルドゥッツォ)。
ほんのり甘みのある優しい味わいが、
タコのうま味とクレソンの苦みを包み込み、
レモンの酸とごま油の香ばしさを上品にまとめてくれます。
口の中に広がるやわらかな果実味が、
まるで「サラダの余韻」をもう一度楽しませてくれるよう。
軽やかで心地よいペアリングです。

🥑3. アボカドディップ × 白ワイン or ロゼワイン
熟したアボカドに玉ねぎのみじん切り少しとレモン汁、塩、こしょう、マヨネーズを混ぜ、仕上げにカレー粉をほんのひと振り。
このスパイスがふわりと香り、
まろやかな中に軽やかな刺激を添えてくれます。
クラッカーやトルティーヤチップを添えれば、
手軽に楽しめるおしゃれな一皿に。
ワインは、柑橘の香りをもつソーヴィニヨン・ブランや
フルーティーなロゼワインがよく合います。
アボカドのクリーミーさに、ワインの酸が加わって、
軽やかで洗練された味わいに仕上がります。
🌟一日の終わりに、ワインとちいさなごほうびを
どれも、特別な材料や時間をかけずにできるものばかり。
それでも、ワインを一杯添えるだけで、
いつもの夜が少しだけ豊かに感じられます。
お気に入りのグラスを手に、
今日の自分に「おつかれさま」と言いたくなるような、
そんな静かなひとときを楽しんでみてください。
曹