AITANA STAFFS BLOG
忙しい日こそ楽しみたいワインと簡単おつまみ🍷
「忙しい日こそ、グラス一杯の癒しを。簡単おつまみで楽しむワイン時間」🍷 毎日が慌ただしく過ぎていく中でも、 ほんの少しの時間を、自分のためにゆるやかに過ごしたい。 そんな夜におすすめなのが、ワインと簡単なおつまみの組み合わせです。 手の込んだ料理でなくても、ひと工夫でワインの味わいがぐっと引き立ち、 日常が少しだけ豊かに感じられます。 今日は、忙しい日の夜にも材料さえあればすぐ作れる“ワインのお供”を3つご紹介します。 🥔1. じゃがいものカリカリソテー × モルドバのロゼ Aurelius Rosé シンプルなのに、手をかけたような満足感がある一皿。 栗原はるみさんのレシピを参考にしました。 材料(2〜3人分) じゃがいも…3~4個(約550g) オリーブオイル…適量 塩、粗びき黒こしょう…各少々 パルメザンチーズ ...少々(お好みで) 作り方 ① じゃがいもは皮をむき、1cm厚さの輪切りにします。 ② 鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて火にかけます。 煮立ったら中火にし、やわらかくなるまで(約10分)ゆでて湯をきります。 ➂ フライパンにオリーブオイルを熱し、じゃがいもを並べ入れ、弱火でじっくり焼きます。両面にこんがりと焼き色がついたら、塩と黒こしょうをふって仕上げます。 ④最後にパルメザンチーズを振って出来上がりです。 外はカリッと、中はほくほく。...
忙しい日こそ楽しみたいワインと簡単おつまみ🍷
「忙しい日こそ、グラス一杯の癒しを。簡単おつまみで楽しむワイン時間」🍷 毎日が慌ただしく過ぎていく中でも、 ほんの少しの時間を、自分のためにゆるやかに過ごしたい。 そんな夜におすすめなのが、ワインと簡単なおつまみの組み合わせです。 手の込んだ料理でなくても、ひと工夫でワインの味わいがぐっと引き立ち、 日常が少しだけ豊かに感じられます。 今日は、忙しい日の夜にも材料さえあればすぐ作れる“ワインのお供”を3つご紹介します。 🥔1. じゃがいものカリカリソテー × モルドバのロゼ Aurelius Rosé シンプルなのに、手をかけたような満足感がある一皿。 栗原はるみさんのレシピを参考にしました。 材料(2〜3人分) じゃがいも…3~4個(約550g) オリーブオイル…適量 塩、粗びき黒こしょう…各少々 パルメザンチーズ ...少々(お好みで) 作り方 ① じゃがいもは皮をむき、1cm厚さの輪切りにします。 ② 鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて火にかけます。 煮立ったら中火にし、やわらかくなるまで(約10分)ゆでて湯をきります。 ➂ フライパンにオリーブオイルを熱し、じゃがいもを並べ入れ、弱火でじっくり焼きます。両面にこんがりと焼き色がついたら、塩と黒こしょうをふって仕上げます。 ④最後にパルメザンチーズを振って出来上がりです。 外はカリッと、中はほくほく。...
地球温暖化とワイン
みなさんこんにちは! AITANA WINE HOUSEの堀内です。 今年の夏は、各所で猛暑が続き、本当に大変な夏でしたね!実はこの暑さ、ワイン造りにも大きな影響を与えているってご存じでしょうか? 近年ブドウ栽培にも、気温上昇によるアルコール度数の増加、伝統的産地の減少など・・・様々な課題に直面しているんです。 今回、この秋AITANAに新しく入荷予定の、スペイン ナバラのワイナリー、Vitilia Groupのベルタさんから気候変動とワイン造りについて、とても貴重なお話を伺いました。 それを聞いて「ワインは自然や地球と深くつながっているんだな」と、改めて感じました。 この学びをみなさんと共有して、一緒に考えていけたら嬉しいです! ●気温上昇によるワインへの影響 近年、気温の上昇により、ブドウの収穫開始日が年々早まっています。この暑さの影響により、8月と9月の成熟期にブドウの糖度が一気に上昇して、「アルコール的成熟(maduracion alcoholica)」と呼ばれる現象が起きています。この急速な成熟の1番の大きな問題は、ワインに色や味わいを与えるために不可欠な「フェノール的成熟(maduracion fenolica)」の適切な発達を妨げてしまうことです。 さらに暑さは酸度の低下とpHの上昇をもたらし、ワインの熟成をより早めてしまいます。 しかし、生産者たちは日々工夫を重ね、ブドウ畑を守り、ワインの品質向上に試行錯誤しています。では、具体的にどのような対策を行っているのでしょうか。 ●気温上昇による生産者の対策 ・ブドウ畑の標高を上げる 標高の高い地域でブドウを育てることで、冷涼で、風通しのいい環境で健全なブドウを作ることが可能になります。 ・品種の変更 高温に強い品種(グルナッシュやムールヴェードル)、さらに新しい品種を導入する取り組みも行われています。 ・栽培方法の変更 日本では従来取り入れられてきた「棚仕立て」。ブドウの枝を棚の上に広げて、「屋根」のようにすることで、風通しを良くし、日差しや暑さからブドウを守れるので、他国でも棚仕立ての栽培にシフトしているワイナリーもあるようです。 他にも品質管理や新しい技術により、変わらない味わい、より美味しいワインを届けられるよう日々努力している生産者たち。 Vitilia Groupもまた、その努力を惜しまないワイナリーなのです。...
地球温暖化とワイン
みなさんこんにちは! AITANA WINE HOUSEの堀内です。 今年の夏は、各所で猛暑が続き、本当に大変な夏でしたね!実はこの暑さ、ワイン造りにも大きな影響を与えているってご存じでしょうか? 近年ブドウ栽培にも、気温上昇によるアルコール度数の増加、伝統的産地の減少など・・・様々な課題に直面しているんです。 今回、この秋AITANAに新しく入荷予定の、スペイン ナバラのワイナリー、Vitilia Groupのベルタさんから気候変動とワイン造りについて、とても貴重なお話を伺いました。 それを聞いて「ワインは自然や地球と深くつながっているんだな」と、改めて感じました。 この学びをみなさんと共有して、一緒に考えていけたら嬉しいです! ●気温上昇によるワインへの影響 近年、気温の上昇により、ブドウの収穫開始日が年々早まっています。この暑さの影響により、8月と9月の成熟期にブドウの糖度が一気に上昇して、「アルコール的成熟(maduracion alcoholica)」と呼ばれる現象が起きています。この急速な成熟の1番の大きな問題は、ワインに色や味わいを与えるために不可欠な「フェノール的成熟(maduracion fenolica)」の適切な発達を妨げてしまうことです。 さらに暑さは酸度の低下とpHの上昇をもたらし、ワインの熟成をより早めてしまいます。 しかし、生産者たちは日々工夫を重ね、ブドウ畑を守り、ワインの品質向上に試行錯誤しています。では、具体的にどのような対策を行っているのでしょうか。 ●気温上昇による生産者の対策 ・ブドウ畑の標高を上げる 標高の高い地域でブドウを育てることで、冷涼で、風通しのいい環境で健全なブドウを作ることが可能になります。 ・品種の変更 高温に強い品種(グルナッシュやムールヴェードル)、さらに新しい品種を導入する取り組みも行われています。 ・栽培方法の変更 日本では従来取り入れられてきた「棚仕立て」。ブドウの枝を棚の上に広げて、「屋根」のようにすることで、風通しを良くし、日差しや暑さからブドウを守れるので、他国でも棚仕立ての栽培にシフトしているワイナリーもあるようです。 他にも品質管理や新しい技術により、変わらない味わい、より美味しいワインを届けられるよう日々努力している生産者たち。 Vitilia Groupもまた、その努力を惜しまないワイナリーなのです。...
発酵調味料★ビネガー
夏になると酸っぱいものが飲みたくなるスタッフ光永です。 今回のブログテーマは「発酵調味料★ビネガー」について書きたいと思います! ビネガー(酢)とは、お酒を酢酸発酵(お酒のアルコールが酢酸菌の働きで酢酸に変化)してできる調味料。 「お酒あるところ必ずお酢あり」という言葉もあるように、世界には約4000種も お酢 があるそうです! フランス発祥のワインビネガー、イタリア発祥のバルサミコ酢も🍇葡萄を原料とした果実酢として有名ですが、スペインにもシェリー酒を原料とした「シェリービネガー」があります😊 「シェリービネガー」 ※シェリー酒については別ブログにもご紹介しています✏ まず、シェリービネガーは、シェリー酒からつくられます。 🍇パロミノ → 🍷ワイン → シェリー酒 → シェリー樽で発酵・熟成 → シェリービネガー この順番で誕生する「シェリービネガー」は、シェリー樽由来の熟成感と独特の深みがあります。 中でも、シェリーメーカーで有名なエミリオ・ルスタウのシェリービネガーは、とりわけ風味が豊かで奥深いオロロソの熟成に使用した古樽を使い、ソレラシステムで熟成されています。その樽の数はわずか24樽のみ! 世界的にも貴重なシェリービネガーであり、高貴な香りと深い味わいです。 サラダ、野菜、ローストピーマンといっしょに、ドレッシングやソースなど幅広く使えます。とても凝縮感があるので、少量でもお料理を際立たせてくれます! ↑ まさえ先生のサラダ(サルピコン:魚介と刻んだ野菜のサラダ) ↑ まさえ先生のスイカのガスパチョ🍉 🥩 シェリービネガーと肉汁のソース 材料(2人分) • シェリービネガー … 大さじ1〜2 • 肉を焼いた後のフライパンの肉汁 •...
発酵調味料★ビネガー
夏になると酸っぱいものが飲みたくなるスタッフ光永です。 今回のブログテーマは「発酵調味料★ビネガー」について書きたいと思います! ビネガー(酢)とは、お酒を酢酸発酵(お酒のアルコールが酢酸菌の働きで酢酸に変化)してできる調味料。 「お酒あるところ必ずお酢あり」という言葉もあるように、世界には約4000種も お酢 があるそうです! フランス発祥のワインビネガー、イタリア発祥のバルサミコ酢も🍇葡萄を原料とした果実酢として有名ですが、スペインにもシェリー酒を原料とした「シェリービネガー」があります😊 「シェリービネガー」 ※シェリー酒については別ブログにもご紹介しています✏ まず、シェリービネガーは、シェリー酒からつくられます。 🍇パロミノ → 🍷ワイン → シェリー酒 → シェリー樽で発酵・熟成 → シェリービネガー この順番で誕生する「シェリービネガー」は、シェリー樽由来の熟成感と独特の深みがあります。 中でも、シェリーメーカーで有名なエミリオ・ルスタウのシェリービネガーは、とりわけ風味が豊かで奥深いオロロソの熟成に使用した古樽を使い、ソレラシステムで熟成されています。その樽の数はわずか24樽のみ! 世界的にも貴重なシェリービネガーであり、高貴な香りと深い味わいです。 サラダ、野菜、ローストピーマンといっしょに、ドレッシングやソースなど幅広く使えます。とても凝縮感があるので、少量でもお料理を際立たせてくれます! ↑ まさえ先生のサラダ(サルピコン:魚介と刻んだ野菜のサラダ) ↑ まさえ先生のスイカのガスパチョ🍉 🥩 シェリービネガーと肉汁のソース 材料(2人分) • シェリービネガー … 大さじ1〜2 • 肉を焼いた後のフライパンの肉汁 •...
韓国産のワイン【ブドウ品種を知るともっと面白い!】
韓国産のワインについては、これまでにもこのブログでご紹介してきました。 まだ現地でしか出会えないことが多いのですが、最近はその個性や魅力に少しずつ注目が集まるようになってきています。 韓国 ソウルの一部のレストランでは、韓国の土地や食文化にこだわったコース料理に、伝統酒や韓国ワイン※1をペアリングとして登場することがあります。 味わいの良さはもちろん、背景にあるストーリーや文化を重視するお店では、こうしたお酒が「韓国という体験」をより豊かにしてくれる存在として選ばれているようです。 しかし、韓国産のブドウを使ったワインは、まだ流通量が少なく、情報も限られています。 調べながら私自身も戸惑う場面が多くありましたが、ワインについて学んできた立場から、できるだけ丁寧に整理したつもりです。 旅先などで出会う機会があったときに、この情報が少しでも韓国ワインを楽しむ手助けになれば幸いです。 今回は「ブドウ品種」に注目しました。 特に注目したい3つの品種をご紹介します。 ※1 韓国では韓国産の農産物や特産物100%を原料とする酒類全般を「韓国ワイン」と呼ぶことがあります。ただし、酵母で発酵させてつくったお酒のみを指す場合もあるなど、明確なルールはないようです。 使い方が統一されていないため、資料によって表記や意味が異なることもあります。 このブログでは混乱を避けるため、「韓国ワイン」は、韓国産ブドウ100%を原料とした醸造酒(ブドウ酒)、ワインはブドウ酒に限定して使用します。 韓国で育つ個性豊かなブドウたち ラベルにハングルしか書いていない時もあるので、ハングル表記(韓国語)と英語表記を載せます。 ぜひ、参考にしてくださいね。 <爽やかな白が好きな方にぴったり!> 1つめ:チョンス 【ハングル】청수【英語】 Cheongsu もしくは Cheongsoo 翻訳アプリを使うと、高確率で「清水」と表示されます。 つい「シミズ」と読みたくなってしまいますが、現地では「チョンス」でないと通じないので、ぜひこの呼び方で覚えてくださいね。 韓国生まれの白ブドウ。 独自の品種であり、質の高いワインが生まれていることから、白ワインではこのチョンスをよく見かけます。 私は、ブレンドを含めて3種類、飲むことができましたが、いずれも、レモンやグレープフルーツのような、すっきりとした柑橘系の香りと爽やかな苦味が印象的でした。 セイベル9110(Seibel 9110)とヒムロッド・シードレス(Himrod Seedless)を交配して誕生した品種で、1993年に農村振興庁国立園芸特作科学院によって開発されました。...
韓国産のワイン【ブドウ品種を知るともっと面白い!】
韓国産のワインについては、これまでにもこのブログでご紹介してきました。 まだ現地でしか出会えないことが多いのですが、最近はその個性や魅力に少しずつ注目が集まるようになってきています。 韓国 ソウルの一部のレストランでは、韓国の土地や食文化にこだわったコース料理に、伝統酒や韓国ワイン※1をペアリングとして登場することがあります。 味わいの良さはもちろん、背景にあるストーリーや文化を重視するお店では、こうしたお酒が「韓国という体験」をより豊かにしてくれる存在として選ばれているようです。 しかし、韓国産のブドウを使ったワインは、まだ流通量が少なく、情報も限られています。 調べながら私自身も戸惑う場面が多くありましたが、ワインについて学んできた立場から、できるだけ丁寧に整理したつもりです。 旅先などで出会う機会があったときに、この情報が少しでも韓国ワインを楽しむ手助けになれば幸いです。 今回は「ブドウ品種」に注目しました。 特に注目したい3つの品種をご紹介します。 ※1 韓国では韓国産の農産物や特産物100%を原料とする酒類全般を「韓国ワイン」と呼ぶことがあります。ただし、酵母で発酵させてつくったお酒のみを指す場合もあるなど、明確なルールはないようです。 使い方が統一されていないため、資料によって表記や意味が異なることもあります。 このブログでは混乱を避けるため、「韓国ワイン」は、韓国産ブドウ100%を原料とした醸造酒(ブドウ酒)、ワインはブドウ酒に限定して使用します。 韓国で育つ個性豊かなブドウたち ラベルにハングルしか書いていない時もあるので、ハングル表記(韓国語)と英語表記を載せます。 ぜひ、参考にしてくださいね。 <爽やかな白が好きな方にぴったり!> 1つめ:チョンス 【ハングル】청수【英語】 Cheongsu もしくは Cheongsoo 翻訳アプリを使うと、高確率で「清水」と表示されます。 つい「シミズ」と読みたくなってしまいますが、現地では「チョンス」でないと通じないので、ぜひこの呼び方で覚えてくださいね。 韓国生まれの白ブドウ。 独自の品種であり、質の高いワインが生まれていることから、白ワインではこのチョンスをよく見かけます。 私は、ブレンドを含めて3種類、飲むことができましたが、いずれも、レモンやグレープフルーツのような、すっきりとした柑橘系の香りと爽やかな苦味が印象的でした。 セイベル9110(Seibel 9110)とヒムロッド・シードレス(Himrod Seedless)を交配して誕生した品種で、1993年に農村振興庁国立園芸特作科学院によって開発されました。...
海と太陽が織りなすタイルの階段 — 2025大阪万博スペイン館で感じる歴史と未来
大学時代に初めて触れたスペイン。 明るく陽気な空気、歴史が息づく街並み、おいしい食事とワイン。そして何より、人々のあたたかさ。 以来、スペインは私にとって“心がほどける場所”になりました。 そんなスペインの魅力が、見事に表現された【2025年大阪・関西万博 スペイン館】についてご紹介します。 建築が語る「海と太陽」— 光と造形が織りなすランドマーク スペイン館の外観は、まさに“風景そのもの”。 階段状に広がる大きなスロープは、訪れる者を優しく迎え入れ、空へと導いていくような開放感があります。 昼間はスペインの青空を思わせる清々しさが、そして夜にはライトが幻想的に灯り、まるで海に沈む太陽の余韻のよう。 この建築の象徴となっているのが、「海」と「太陽」という2つの要素。 地球上の生命を育み、スペインと日本のアイデンティティの根幹でもあるこれらの自然の力が、建物の形と空間構成に表れています。 色彩や素材の選定にもその意図が反映され、スペインの地理、文化、人生観を感じる設計になっています。 中央に開けたアーチ型の空間は、水平線に沈む夕日を彷彿とさせ、スペインが持つ情熱と詩情を建築として表現。 構造には集成材による巨大な架構が用いられており、施工は神戸の村上工務店さんが手がけました。 タイルには、サグラダ・ファミリアにも納品しているメーカーの製品を使用。海や太陽を表現した、4色の深みのある色合いが特徴です。 高さ16メートル、幅24メートルにも及ぶこの集成材の架構の美しさをぜひ感じていただきたいとのことです。 黒潮 — 二つの国をつなぐ、一つの海の中へ 展示のインスピレーションとなっているのは、日本とスペインを結んできた「黒潮(くろしお)」です。 かつて東西の豊かな交流を育んだこの海流は、単なる自然現象ではなく、文化や技術、想いを運んできた目に見えない“つながりの象徴”。 スペイン館では、この黒潮を通じて、スペインと日本がどのように何世紀にもわたって結びついてきたのかを体験的に紹介しています。 “海”という共通の舞台の上で、互いの文化が静かに、しかし力強く交差してきた歴史が、建築と展示の両方から感じられるのです。 五感で感じるスペイン文化 — 展示とショップの魅力 館内では、スペインの自然、歴史、芸術、未来が、映像やアートインスタレーションを通じて五感で体験できます。 “文化を届ける”活動と深く重なる空間構成です。 さらにショップでは、オリーブオイル、ビール、AITANA直輸入のスペインワインなどが販売されており、旅の記憶をそのまま家に持ち帰れるような、特別な出会いが待っています。...
海と太陽が織りなすタイルの階段 — 2025大阪万博スペイン館で感じる歴史と未来
大学時代に初めて触れたスペイン。 明るく陽気な空気、歴史が息づく街並み、おいしい食事とワイン。そして何より、人々のあたたかさ。 以来、スペインは私にとって“心がほどける場所”になりました。 そんなスペインの魅力が、見事に表現された【2025年大阪・関西万博 スペイン館】についてご紹介します。 建築が語る「海と太陽」— 光と造形が織りなすランドマーク スペイン館の外観は、まさに“風景そのもの”。 階段状に広がる大きなスロープは、訪れる者を優しく迎え入れ、空へと導いていくような開放感があります。 昼間はスペインの青空を思わせる清々しさが、そして夜にはライトが幻想的に灯り、まるで海に沈む太陽の余韻のよう。 この建築の象徴となっているのが、「海」と「太陽」という2つの要素。 地球上の生命を育み、スペインと日本のアイデンティティの根幹でもあるこれらの自然の力が、建物の形と空間構成に表れています。 色彩や素材の選定にもその意図が反映され、スペインの地理、文化、人生観を感じる設計になっています。 中央に開けたアーチ型の空間は、水平線に沈む夕日を彷彿とさせ、スペインが持つ情熱と詩情を建築として表現。 構造には集成材による巨大な架構が用いられており、施工は神戸の村上工務店さんが手がけました。 タイルには、サグラダ・ファミリアにも納品しているメーカーの製品を使用。海や太陽を表現した、4色の深みのある色合いが特徴です。 高さ16メートル、幅24メートルにも及ぶこの集成材の架構の美しさをぜひ感じていただきたいとのことです。 黒潮 — 二つの国をつなぐ、一つの海の中へ 展示のインスピレーションとなっているのは、日本とスペインを結んできた「黒潮(くろしお)」です。 かつて東西の豊かな交流を育んだこの海流は、単なる自然現象ではなく、文化や技術、想いを運んできた目に見えない“つながりの象徴”。 スペイン館では、この黒潮を通じて、スペインと日本がどのように何世紀にもわたって結びついてきたのかを体験的に紹介しています。 “海”という共通の舞台の上で、互いの文化が静かに、しかし力強く交差してきた歴史が、建築と展示の両方から感じられるのです。 五感で感じるスペイン文化 — 展示とショップの魅力 館内では、スペインの自然、歴史、芸術、未来が、映像やアートインスタレーションを通じて五感で体験できます。 “文化を届ける”活動と深く重なる空間構成です。 さらにショップでは、オリーブオイル、ビール、AITANA直輸入のスペインワインなどが販売されており、旅の記憶をそのまま家に持ち帰れるような、特別な出会いが待っています。...
白ワインが美味しい季節!シャルドネと春夏のおすすめワイン
だんだん暖かくなり過ごしやすくなってきましたね!暖かくなると冷やした白ワインやロゼワインが飲みたくなってきます💛春~夏の季節は特に白ワインの中で爽やかで軽い白を選びたくなります。 白ワインのぶどうの品種の中でもシャルドネはとても有名で人気ですが、非常に万能でフルーティで爽やかなものから樽が入ったしっかりしたものまで幅広く、突出した特徴がないため気候や土壌の個性を反映しやすい変幻自在の品種です。その特徴を活かして様々なアロマや味わいがあります。 代表的なものの特徴を簡単にまとめてみました。 シャルドネが有名な主な地区 ◎フランス ブルゴーニュ地方/シャブリ地区 ライムやグレープフルーツなど柑橘系の香り。ミネラルとして火打石のニュアンス。タイトで爽やか。 ◎フランス ブルゴーニュ地方/マコネ地区 熟れた黄桃やパパイヤ、リンゴ、ナッツ、木樽の香りが豊か。豊かな果実味で厚みを感じる。 ◎オーストラリア/南東オーストラリア フレッシュな白桃、黄桃、アプリコットの香り。アタックは強く、果実味豊か。 ◎アメリカ/カリフォルニア州 熟したパパイヤなどトロピカルフルーツとバターやトースト香。樽の香りも強い。 気候や土壌、醸造法や生産者によって味わいが多種多様に変化しワインの数だけバリエーションがあります。シャルドネでも色々なアロマや味わいが違いますので、皆さんも自分好みのブドウ品種と栽培地域の組み合わせを見つけてみてもいいかもしれません!ワイン選びがますます楽しくなると思います✨ ここからは、私個人の春夏のおすすめワインをご紹介します! 【春夏おすすめワイン】 軽すぎずやわらかな酸味なので今からの季節にピッタリ💛 ①Sommos Roble Blanco スペインD.O.ソモンターノ シャルドネ100% フレンチオーク樽で4ヶ月熟成 辛口¥2,640(税込) 煌きのある黄金色。マンゴーやパイナップルなどの南国フルーツ、リンゴなどのアロマに、ほんのりとヘーゼルナッツやローストしたアーモンドなどの香ばしいニュアンスもあります。ふくよかな果実味と柔らかな酸、長い余韻が特徴です。 サーモンやマグロの前菜、豚肉、鶏、きのこと相性良いです。 (オンラインショップでも販売しております。) https://aitana.jp/products/sommos-roble-blanco ...
白ワインが美味しい季節!シャルドネと春夏のおすすめワイン
だんだん暖かくなり過ごしやすくなってきましたね!暖かくなると冷やした白ワインやロゼワインが飲みたくなってきます💛春~夏の季節は特に白ワインの中で爽やかで軽い白を選びたくなります。 白ワインのぶどうの品種の中でもシャルドネはとても有名で人気ですが、非常に万能でフルーティで爽やかなものから樽が入ったしっかりしたものまで幅広く、突出した特徴がないため気候や土壌の個性を反映しやすい変幻自在の品種です。その特徴を活かして様々なアロマや味わいがあります。 代表的なものの特徴を簡単にまとめてみました。 シャルドネが有名な主な地区 ◎フランス ブルゴーニュ地方/シャブリ地区 ライムやグレープフルーツなど柑橘系の香り。ミネラルとして火打石のニュアンス。タイトで爽やか。 ◎フランス ブルゴーニュ地方/マコネ地区 熟れた黄桃やパパイヤ、リンゴ、ナッツ、木樽の香りが豊か。豊かな果実味で厚みを感じる。 ◎オーストラリア/南東オーストラリア フレッシュな白桃、黄桃、アプリコットの香り。アタックは強く、果実味豊か。 ◎アメリカ/カリフォルニア州 熟したパパイヤなどトロピカルフルーツとバターやトースト香。樽の香りも強い。 気候や土壌、醸造法や生産者によって味わいが多種多様に変化しワインの数だけバリエーションがあります。シャルドネでも色々なアロマや味わいが違いますので、皆さんも自分好みのブドウ品種と栽培地域の組み合わせを見つけてみてもいいかもしれません!ワイン選びがますます楽しくなると思います✨ ここからは、私個人の春夏のおすすめワインをご紹介します! 【春夏おすすめワイン】 軽すぎずやわらかな酸味なので今からの季節にピッタリ💛 ①Sommos Roble Blanco スペインD.O.ソモンターノ シャルドネ100% フレンチオーク樽で4ヶ月熟成 辛口¥2,640(税込) 煌きのある黄金色。マンゴーやパイナップルなどの南国フルーツ、リンゴなどのアロマに、ほんのりとヘーゼルナッツやローストしたアーモンドなどの香ばしいニュアンスもあります。ふくよかな果実味と柔らかな酸、長い余韻が特徴です。 サーモンやマグロの前菜、豚肉、鶏、きのこと相性良いです。 (オンラインショップでも販売しております。) https://aitana.jp/products/sommos-roble-blanco ...