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当店の定番ワイン

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ワイン定期コース/サブスクリプション

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  • 日本の桜とワインの関係

    日本の桜とワインの関係

    みなさんこんにちは! ようやく寒かった冬から、桜の開花とともに訪れる春に、心が軽やかに弾むような気分になりますね! 今年の神戸の桜の満開予想は4/2~4頃だそうです。 みなさんお花見のご予定はありますか? 私たち日本人は桜を見ると、春の訪れを感じ、なんだかふと幸せな気分になるような、特別な存在ですよね。 日本でのお花見の始まりは、古くは平安時代の貴族が桜を見ながら歌を詠んだり、蹴鞠(けまり)をした行事が始まりで、次第に農民の間でその年の豊作を願って桜の下で宴会をするようになったといいます。 庶民がお花見を楽しむようになったのは江戸時代の頃からです。 近年では鑑賞としてだけではなく、春が近づくと、桜からインスパイアされたフレグランス、アロマオイル、雑貨など、たくさんの桜にまつわる商品を見かけるようになります。桜がいかに日本人に愛されていることが良くわかりますね。 そして、それはワインにも・・・ 毎年春の時期限定リリースされるサクラ ラベル ファンヒル  4 Meses Sakura Label Juan Gil 味わいの詳細はこちら→https://aitana.jp/products/4meses-sakura-label ファンヒルのオーナー、ミゲル氏は初めて桜並木を歩いた時に、その美しさに心を奪われました。そして偶然にも、ファンヒルのブドウ畑が広がる丘の名前はCerezo(=スペイン語で桜の意)。この2つの事柄にミゲル氏は深い縁を感じ、『桜』はファンヒルにとって特別な存在となりました。 桜といえば日本、ミゲル氏は親愛なる日本の皆様への贈り物として、サクラ ラベル ファンヒルが日本限定発売されました。今では毎年大好評のワインとして親しまれています!   お次はオーストラリアよりウインダウリ サクラ シラーズ Windowrie Sakura Shiraz 味わいの詳細はこちら→https://aitana.jp/products/windowrie-sakura-shiraz...

    日本の桜とワインの関係

    みなさんこんにちは! ようやく寒かった冬から、桜の開花とともに訪れる春に、心が軽やかに弾むような気分になりますね! 今年の神戸の桜の満開予想は4/2~4頃だそうです。 みなさんお花見のご予定はありますか? 私たち日本人は桜を見ると、春の訪れを感じ、なんだかふと幸せな気分になるような、特別な存在ですよね。 日本でのお花見の始まりは、古くは平安時代の貴族が桜を見ながら歌を詠んだり、蹴鞠(けまり)をした行事が始まりで、次第に農民の間でその年の豊作を願って桜の下で宴会をするようになったといいます。 庶民がお花見を楽しむようになったのは江戸時代の頃からです。 近年では鑑賞としてだけではなく、春が近づくと、桜からインスパイアされたフレグランス、アロマオイル、雑貨など、たくさんの桜にまつわる商品を見かけるようになります。桜がいかに日本人に愛されていることが良くわかりますね。 そして、それはワインにも・・・ 毎年春の時期限定リリースされるサクラ ラベル ファンヒル  4 Meses Sakura Label Juan Gil 味わいの詳細はこちら→https://aitana.jp/products/4meses-sakura-label ファンヒルのオーナー、ミゲル氏は初めて桜並木を歩いた時に、その美しさに心を奪われました。そして偶然にも、ファンヒルのブドウ畑が広がる丘の名前はCerezo(=スペイン語で桜の意)。この2つの事柄にミゲル氏は深い縁を感じ、『桜』はファンヒルにとって特別な存在となりました。 桜といえば日本、ミゲル氏は親愛なる日本の皆様への贈り物として、サクラ ラベル ファンヒルが日本限定発売されました。今では毎年大好評のワインとして親しまれています!   お次はオーストラリアよりウインダウリ サクラ シラーズ Windowrie Sakura Shiraz 味わいの詳細はこちら→https://aitana.jp/products/windowrie-sakura-shiraz...

  • 韓国産のワイン【江原道  浩川  ノブネワイナリー】

    韓国産のワイン【江原道 浩川 ノブネワイナリー】

    「韓国産ワイン」と聞いてどんな味わいを思い浮かべるでしょうか? 前回は、韓国ワインの背景と歴史についてご紹介しました。今回は、韓国のワイナリーに焦点を当てます。 ご紹介するのは、江原道・洪川(カンウォンド・ホンチョン)でご夫婦が営む農家ワイナリー「ノブネワイナリー」です。この土地ならではのブドウを使い、他にはない個性豊かなワインを生み出しています。 "農家ワイナリー"についてはこちら ワイナリーの外観   ブドウ畑   唯一無二のブドウ品種が生み出すワイン ノブネワイナリーの魅力は、この地ならではのワイン用品種を使用していることだと思います。特に赤ワインには、韓国でもここでしか栽培されていないブドウが使われています。ワインの種類も多いのですが、特に印象的だった辛口の白と赤をご紹介します。 白ワイン|ノブネ ホワイトワイン ドライ 使用品種:チョンヒャン(청향)江原道で開発された独自品種レッドパールとマスカット・ベリーAを交配 チョンス(청수)韓国で開発された独自品種セイベル9110と ヒムロッド シードレスを交配 マスカットや花の蜜の甘く 華やかな香りが広がりますが、味わいは引き締まったドライな仕上がりです。 八朔のような爽やかな果実味に、柑橘の皮を思わせるほろ苦さがあります。天気の良い暑い日に飲んだので、しっかりとした酸が心地よく染み渡りました… 赤ワイン|ノブネ レッドワイン ドライ 使用品種:ブラックアイ(블랙아이)江原道で開発された独自品種詳細な交配情報は非公開ブラックサン(블랙썬)江原道で開発された独自品種マスカット・ベリーAとワンモル(韓国固有のヤマブドウを改良したブドウ)を交配 赤系果実の香り。チョコレートのような甘い香りが印象的でした。冷涼な気候のワインは酸が際立つ印象がありますが、このワインは穏やかな酸とほどよいタンニンが心地よく、バランスの良さに驚きました。スパイシーなニュアンスがあり、これは韓国固有のヤマブドウの特徴が表れているそうです。 「ノブネ」という名前の想い ワイナリーとワインの名前である「ノブネ(너브내)」とは、洪川がかつて呼ばれていた地名です。韓国固有の言葉で、「広い(너브다)」+「川(내)」を意味し、漢字の影響を受けずに純ハングルで表記される言葉です。ワイナリーの名前にも、この地への誇りと愛情が込められているのが伝わります。 浩川郡の名前の由来になった川 「浩川江」ワイナリーから車で5分だそうです! では、浩川という土地はどんな場所で、どのような背景のもとワイン造りが行われているのでしょうか?...

    韓国産のワイン【江原道 浩川 ノブネワイナリー】

    「韓国産ワイン」と聞いてどんな味わいを思い浮かべるでしょうか? 前回は、韓国ワインの背景と歴史についてご紹介しました。今回は、韓国のワイナリーに焦点を当てます。 ご紹介するのは、江原道・洪川(カンウォンド・ホンチョン)でご夫婦が営む農家ワイナリー「ノブネワイナリー」です。この土地ならではのブドウを使い、他にはない個性豊かなワインを生み出しています。 "農家ワイナリー"についてはこちら ワイナリーの外観   ブドウ畑   唯一無二のブドウ品種が生み出すワイン ノブネワイナリーの魅力は、この地ならではのワイン用品種を使用していることだと思います。特に赤ワインには、韓国でもここでしか栽培されていないブドウが使われています。ワインの種類も多いのですが、特に印象的だった辛口の白と赤をご紹介します。 白ワイン|ノブネ ホワイトワイン ドライ 使用品種:チョンヒャン(청향)江原道で開発された独自品種レッドパールとマスカット・ベリーAを交配 チョンス(청수)韓国で開発された独自品種セイベル9110と ヒムロッド シードレスを交配 マスカットや花の蜜の甘く 華やかな香りが広がりますが、味わいは引き締まったドライな仕上がりです。 八朔のような爽やかな果実味に、柑橘の皮を思わせるほろ苦さがあります。天気の良い暑い日に飲んだので、しっかりとした酸が心地よく染み渡りました… 赤ワイン|ノブネ レッドワイン ドライ 使用品種:ブラックアイ(블랙아이)江原道で開発された独自品種詳細な交配情報は非公開ブラックサン(블랙썬)江原道で開発された独自品種マスカット・ベリーAとワンモル(韓国固有のヤマブドウを改良したブドウ)を交配 赤系果実の香り。チョコレートのような甘い香りが印象的でした。冷涼な気候のワインは酸が際立つ印象がありますが、このワインは穏やかな酸とほどよいタンニンが心地よく、バランスの良さに驚きました。スパイシーなニュアンスがあり、これは韓国固有のヤマブドウの特徴が表れているそうです。 「ノブネ」という名前の想い ワイナリーとワインの名前である「ノブネ(너브내)」とは、洪川がかつて呼ばれていた地名です。韓国固有の言葉で、「広い(너브다)」+「川(내)」を意味し、漢字の影響を受けずに純ハングルで表記される言葉です。ワイナリーの名前にも、この地への誇りと愛情が込められているのが伝わります。 浩川郡の名前の由来になった川 「浩川江」ワイナリーから車で5分だそうです! では、浩川という土地はどんな場所で、どのような背景のもとワイン造りが行われているのでしょうか?...

  • かりにぇなCariñena って?

    かりにぇなCariñena って?

    あまり聞きなれない名前「カリニェナ」。 AITANAでよくご紹介するエリアでもあり、ブドウ品種でもある「カリニェナ」。お客様からもよくご質問いただくので、今回のブログテーマは「カリニェナ」です! フランスでは「カリニャン」、イタリアでは「カリニャーノ」、スペインでは「カリニャン」、「マスエロ」、「サムソ」と呼ばれています。 場所によって呼び名が変わる「カリニェナ」は、黒ブドウ品種の名前です。そして、このブドウは、スペイン アラゴン州カリニェナ地方が原産地と言われています。 ※「カリニェナ」と名乗れるのは、このカリニェナ地方で育てられたブドウのみです🍇 アラゴン州カリニェナ地方の場所は、バルセロナとマドリードの真ん中ぐらいに位置します。 参照:https://www.google.com/maps/place/ 参照: Wikimedia Commons また、スペイン北部に位置するアラゴン州は、歴史的な街であるサラゴサが州都です。 大陸性気候で、中央部ではほとんど雨は降らず、北部アラゴン州はいつも雪に覆われてた土地で、冬は寒風、夏は暑く乾燥したスペインでも指折りの過酷な環境のワイン産地とされています。この厳しい環境の土地で育つ「カリニェナ」は、酸味、渋味、苦味のすべてパワフルで、色は紫を帯びたルビーのような濃い色合い、酸度とタンニンも豊かなのが特徴です。 それでは、このカリニェナ地方で造られたワインをご紹介いたします。😊🍷 ・Bodegas Care 「CARE」とは、古代ローマ人がカリニェナを“CARE(親愛なる平原)”と呼んでいたことから名付けられました。CARE のワインのエチケットは、スペインの高名な現代画家エンリケ・トリホス氏が全デザインを手掛けており、それぞれのワインのイメージを「顔」で表現したユニークで印象的なワインです。   ・Viñedos y Bodegas Pablo 1760 年設立の家族経営のワイナリー。 100ha あるブドウ畑にはカリニェナ地方の土着品種(ガルナッ チャ / カリニェナ /...

    かりにぇなCariñena って?

    あまり聞きなれない名前「カリニェナ」。 AITANAでよくご紹介するエリアでもあり、ブドウ品種でもある「カリニェナ」。お客様からもよくご質問いただくので、今回のブログテーマは「カリニェナ」です! フランスでは「カリニャン」、イタリアでは「カリニャーノ」、スペインでは「カリニャン」、「マスエロ」、「サムソ」と呼ばれています。 場所によって呼び名が変わる「カリニェナ」は、黒ブドウ品種の名前です。そして、このブドウは、スペイン アラゴン州カリニェナ地方が原産地と言われています。 ※「カリニェナ」と名乗れるのは、このカリニェナ地方で育てられたブドウのみです🍇 アラゴン州カリニェナ地方の場所は、バルセロナとマドリードの真ん中ぐらいに位置します。 参照:https://www.google.com/maps/place/ 参照: Wikimedia Commons また、スペイン北部に位置するアラゴン州は、歴史的な街であるサラゴサが州都です。 大陸性気候で、中央部ではほとんど雨は降らず、北部アラゴン州はいつも雪に覆われてた土地で、冬は寒風、夏は暑く乾燥したスペインでも指折りの過酷な環境のワイン産地とされています。この厳しい環境の土地で育つ「カリニェナ」は、酸味、渋味、苦味のすべてパワフルで、色は紫を帯びたルビーのような濃い色合い、酸度とタンニンも豊かなのが特徴です。 それでは、このカリニェナ地方で造られたワインをご紹介いたします。😊🍷 ・Bodegas Care 「CARE」とは、古代ローマ人がカリニェナを“CARE(親愛なる平原)”と呼んでいたことから名付けられました。CARE のワインのエチケットは、スペインの高名な現代画家エンリケ・トリホス氏が全デザインを手掛けており、それぞれのワインのイメージを「顔」で表現したユニークで印象的なワインです。   ・Viñedos y Bodegas Pablo 1760 年設立の家族経営のワイナリー。 100ha あるブドウ畑にはカリニェナ地方の土着品種(ガルナッ チャ / カリニェナ /...

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